「540万円は高すぎ」、国民文化祭・なら2017のロゴ作成料で住民監査請求
2016年08月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県が主催する「第32回国民文化祭・なら2017」のロゴマーク作成で、県が委託業者に支払った540万円は不当に高額だとして市民団体「見張り番・生駒」が1日、実行委員会長の荒井正吾知事らに計530万円を賠償するよう求める住民監査請求を、県監査委員に提出した。
請求によると県は今年3月、ロゴマーク作成の委託契約を「くまモン」デザインで知られる水野学氏が代表の「グッドデザインカンパニー」(東京都)と随意契約で締結し540万円を支出。だが、他自治体などでのロゴマークは一般公募が主流で、委託料も10万円が適切な額としている。
県の担当者は「ロゴを用いた今後の商品展開や経済波及効果を考えれば妥当な額」としている。
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