未来のプロバレリーナも、優雅に豊かな表現力披露 奈良市でコンペ
2016年08月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
全国の若手バレリーナが表現力と技術を競うコンクール「第12回バレエコンペティションin奈良」の決選が16日、奈良市のならまちセンターで開催され、参加した54人が日々の練習の成果を披露した。
バレエに関するイベントの企画や講師の派遣などを行う橿原市の「奈良国際バレエ工房」が主催。世界的に活躍するバレエ教師らを審査員に招き、平成17年から毎年開催している。
コンクールは小学生、中学生、高校生以上の3部門で13日から3日間かけて行われ、計約120人が出場。この日は予選を突破した54人がステージ上で踊りを披露した。
小学4年~6年の部門で優勝したフランス・パリのクララ・ムセーニュさん(12)は「将来はロシアやアメリカなど、いろんな国で踊りたい」と興奮した様子。中学生の部門で優勝した大阪府吹田市の中嶋七萌さん(15)は「みんなを感動させるような踊りをするバレリーナになりたい」、高校生以上の部門で優勝した鳥取県米子市出身で現在ロシアに留学中の井口陽花さん(17)は「今後はもっと表現力を磨き、プロのバレリーナになりたい」と話していた。
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