「五條十八景」探すまち歩き はならぁとのプレイベント開催
町家などを活用し、芸術家が作品を展示する「奈良・町家の芸術祭はならぁと2015」が10月に開催されるのを前に21日、五條周辺の名所を描いた江戸時代の作品「五條十八景」の景色を探すまち歩きイベントが同市内で行われ、参加者が絵を頼りに昔の人が見た景色を探した。
はならぁと実行委員会は、地域の魅力を掘り起こして活性化につなげようと「はならぁとアラウンド」と題したプレイベントを今年から開催している。
この日は、県内から8人が参加し、約200年前に描かれたとされる詩画「五條十八景」をもとに、現在の場所を歩いて探した。その後、参加者それぞれの視点から写真と言葉で「五條十八景」を再作成した。
生駒市の介護職員、本岡祥さん(37)は「景色を今までと違った視点で見ることができて楽しかった」と話していた。
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