国民文化祭、障害者芸術文化祭イメージソング披露 奈良市でプレイベント
2016年09月4日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
来年開催される「第32回国民文化祭・なら2017」と「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」を盛り上げる1年前プレイベントが3日、奈良市の県文化会館で開かれ、共通の2曲のイメージソングが初披露された。
イベントには約千人が参加。作家の五木寛之さんが「日本文化の源流を探る」をテーマに講演したあと、作詞・作曲家の新井満さんと荒井正吾知事が「イメージソングの誕生」についてトークセッション。イメージソングの1曲は「やまとしうるはし」で、古事記に登場するヤマトタケルの和歌を元に新井さんが構成し、「日本人の望郷の歌」として作られた。哀愁を感じさせるイメージ。
もう1曲は俵万智さんら8人の詩を元に構成された「千年のかくれんぼ」。新井さんは「この2曲はイベントの両輪。愛唱歌として使ってほしい」と話し、最後に参加者で「やまとしうるはし」を合唱した。
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