「3位残念だけど、五輪目指しがんばる」 空手大会入賞の村井君が桜井市長に報告
2016年09月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
京都市で8月21日に開かれた全日本青少年空手道選手権大会で3位に入賞した桜井市立大福小学校6年、村井夏来君(12)が同市役所を訪れ、松井正剛市長に入賞を報告した。空手は東京五輪で正式種目になることが決まっており、村井君は将来五輪出場をめざすという。
村井君は極真会館奈良支部の所属。5歳で空手を始め、昨年東京で開かれた第11回国際青少年空手道選手権大会で準優勝。今年6月の県下の交流試合では優勝し、全日本選手権の組手(小学6年の40キロ超級)に出場。全国から31人が出場する中、準決勝まで勝ち上がり、3位入賞を果たした。
優勝を狙っていたという村井君は「3位は残念な結果」とし、「来年の国際大会を目標にこれからも練習にはげみ、五輪出場もめざしてがんばりたい」と語った。
指導にあたる小西誠次さん(49)によれば、村井君はパワーとスピードが持ち味。「自分の気持ちを強くして、これまで以上に頑張ってくれたら、国際的に活躍できると思う」。松井市長は「目標を持って頑張ることをうれしく思う。日本を代表するすばらしい選手になってほしい」と激励した。
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