身体障害者らが運転技術競う 橿原で県安全運転フェスティバル
2016年09月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
身体障害者らが交通安全について学ぶ「県安全運転フェスティバル」が17日、橿原市の県運転免許センターで開かれた。県障害者運転者協会が、安全運転の意識を高め、無事故・無違反を呼びかけるため毎年開催し、今年で45回目。
身障者らが安全運転の技術をセンターの技能試験コースで競い合う競技会や、日本自動車連盟の職員による危険予知の講習会、車椅子を積める福祉車両の展示などが開催された。
奈良市の主婦、西川イサ子さん(69)は「8回目の参加ですが、競技を通じて運転に自信がつきました。これからも安全運転を心がけたい」。同協会の汐碇昭義事務局長(73)は「障害者の交通安全のためフェスティバルを今後も続けていきたい」と話した。
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