【学童野球】下田スポ少が初優勝 決勝で斑鳩少年野球部下し ダイドードリンコ杯少年野球
奈良県内120の少年野球チームが参加した第14回ダイドードリンコ杯少年野球大会の決勝が23日、奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われ、下田スポーツ少年団(香芝市)が斑鳩少年野球部(生駒郡)を2―0で下し、初優勝した。
両チーム無得点で迎えた四回、下田スポーツ少年団は4番吉冨颯斗の左翼を抜けるランニングホームランで先制。6番大牟田海斗も左翼を越える本塁打を放ち、この回2点をあげて試合を決めた。斑鳩少年野球部は五回に1死一、二塁の好機を迎えるも相手先発の大城志琉を攻略できず、無念の完封負けとなった。
下田スポーツ少年団の酒井優夢主将(12)は「エースがしっかり投げ、みんなが一致団結して守りきった。最後は緊張からピンチを招いてしまったけど、優勝できてうれしい」と笑顔。斑鳩少年野球部の久松夏樹主将(12)は「相手投手はコントロールがよく、球も速くて打てなかった。次に戦う時はヒットを打ち、得点を積み重ねてリベンジしたい」と悔しさをにじませた。
他の試合結果は次の通り。
【3位決定戦】真美ケ丘ファイターズ(北葛城郡)4―1御所ジュニアスラッガーズ(御所市)
【5位決定戦】田原本スラッガーズ(磯城郡)2―0平野パイレーツ(磯城郡)
【7位決定戦】御所リトルクラブ(御所市)22
―1広陵東パワフルズ(北葛城郡)