3大品種の柿「刀根早生」をプレゼント 園児ニッコリ 天理市果樹園芸組合がPR
2016年10月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県天理市立中央保育所(同市田部町)に地元産の柿「刀根早生」がプレゼントされ、園児約160人が甘く熟れた実を頬張った。
刀根早生は「富有」「平核無」と並び、日本3大品種の1つに挙げられる天理市発祥の柿で、今回、市果樹園芸組合がPRにつなげようと初めて企画した。10月中に中央保育所を含む、市内5カ所の公立保育所に計200個の柿を贈った。
中央保育所には同組合副会長の野口哲男さん(57)が刀根早生57個を贈呈。「みんなの中から将来、柿を作る人が出てくれたらうれしいです」とあいさつし、園児は「柿クイズ」を楽しんだ後、口を大きく開けてむきた
ての柿を頬張った。
笠松慎平君(6)は「甘かった。もっといっぱい食べたい」と笑顔。水口杏音ちゃん(5)は、「甘くておいしい。一番好きな果物はイチゴで、柿は2番目に好き」と話していた。