31日の近鉄奈良線トラブル 通勤直撃し、9万人の足に影響
2016年11月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
31日午前6時35分ごろ、奈良市富雄元町の近鉄奈良線富雄駅を出発した大和西大寺発大阪難波行きの上り準急電車(6両編成)の運転士が、加速が鈍いことに気づき、停車した。
近鉄によると、係員が車両を点検したが自力運転ができず、後続の特急電車と連結して約40分後に運転を再開。乗客約1200人にけがはなかった。
このトラブルで、奈良線は東生駒―大和西大寺間で運転を見合わせていたが、午前8時ごろに運転を再開した。このトラブルで、午前中、上下線計約120本が運休、約70本に遅れが生じ、約9万人に影響した。