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【春日さんのご造替】宮司ら正精進入り 「御湯之儀」で心身清め


春日大社(奈良市)の20年に1度の国宝・本殿修理「式年造替(しきねんぞうたい)」で31日、ご神体が仮殿から本殿に戻る「正遷宮(しょうせんぐう)」(6日)に奉仕する神職らと斎館を祓(はら)い清める「御湯(みゆ)之儀」が行われた。花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司ら上役の神職はこの日から斎館に籠(こ)もって心身を清める「正精進(しょうしょうじん)」に入った。
御湯之儀は「春日若宮おん祭」で行われる「御湯立(みゆたて)」(12月15日)と似ており、作法を継承する大和郡山市の巫女、加奥満紀子さんが釜の清らかな湯をまく。
この日は斎館前で、釜にお神酒や米などを入れてたぎらせ、「左右左(サヨーサ)」と唱えながら笹の葉で周囲に湯をまいた。釜の前に張ったしめ縄には青苧(あおそ、麻)や人形が下げられていて、最後に神職らは鈴を鳴らされながら湯を注がれ、さらに清浄さを高めるために青苧を肩に掛けた。この後、斎館では宮司らが造替にかかわることが記された古文書を確認する「密記拝見(みっきはいけん)」を行った。
正精進では外界との交流を絶つ。食事も睡眠も薦(こも、むしろ)の上と定められており、調理も通常とは異なる清らかな火が使われる。残る神職も2日以降に正精進入りすることになっており、式年造替の最高潮である正遷宮がいよいよ近づいてきた。

笹から湯が注がれ清められる神職

笹から湯が注がれ清められる神職

「正遷宮」に向けての「正精進」入りに際し行われた「御湯之儀」=奈良市の春日大社

「正遷宮」に向けての「正精進」入りに際し行われた「御湯之儀」=奈良市の春日大社

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