【春の高校バレー】奈良文化、高取国際、奈良女子、天理などが準々決勝へ
「春高バレー」として開催される「第69回全日本バレーボール高校選手権」奈良県大会(奈良県バレーボール協会、産経新聞社など主催)は大会2日目の6日、橿原市の県立橿原公苑第1、2体育館と県立畝傍高校で女子1~3回戦が行われた。34チームが熱戦を繰り広げ、シード校の奈良文化、高取国際、奈良女子、天理などが準々決勝へ勝ち進んだ。
男女とも準々決勝と準決勝は、12日に香芝市総合体育館で行われる。
2回戦で生駒を圧倒した奈良文化は、3回戦で関西中央と対戦。試合の序盤から市川選手が連続してサーブを決め、試合の流れをつかむと、今井選手や荒木選手らのスパイクも次々と決まり、終始関西中央を圧倒し続けた。
関西中央はスピードのあるスパイクを打つも、安定した守備に阻まれ、一矢を報いることができなかった。
奈良文化の今井選手は「粘り強くボールを落とさず、相手のミスを誘えたことが勝因。次戦も負けられない気持ちで挑みたい」と話した。
2回戦をフルセットで勝ち抜いた高田商は、3回戦で一条と対戦。第1セットでは落合、村田両選手らの高い打点のスパイクやブロックで、7連続で得点し一条を突き放した。その後も一度もリードを許すことなく、準々決勝へ駒を進めた。
一条は高田商の猛攻に粘りのレシーブで食い下がり、試合中盤で連続で得点するなどしたが及ばなかった。
高田商の落合主将は「2回戦は緊張があったが、3回戦では粘りのあるプレーができた。身長が低くてもつなげるバレーで勝ちたい」と話した。
【女子】
▽1回戦
西和清陵 2―0 登美ケ丘
奈良情報商 2―1 香 芝
▽2回戦
西 の 京 2―0 法隆寺国際
桜 井 2―0 奈良大付
添 上 2―0 奈良朱雀
天 理 2―0 育 英 西
大淀・山辺 2―1 奈 良
一 条 2―1 天理教校学園
高 田 商 2―1 五 條
奈良文化 2―0 生 駒
関西中央 2―0 奈良学園
奈 良 北 (棄 権) 奈良学園登美ケ丘
高取国際 2―0 榛生昇陽
畝 傍 2―0 磯 城 野
郡 山 2―0 奈良育英
橿 原 2―0 平 城
奈良女子 2―0 西和清陵
高 田 2―0 奈良情報商
▽3回戦
奈良女子 2―0 西 の 京
奈良文化 2―0 関西中央
高 田 商 2―0 一 条
高取国際 2―0 奈 良 北
天 理 2―0 大淀・山辺
高 田 2―0 橿 原
畝 傍 2―0 郡 山
添 上 2―0 桜 井