冬のボーナス あったか~い 奈良県職員の平均83万4003円
2016年12月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
公務員の冬のボーナスにあたる期末・勤勉手当が、県内で一斉に支給された。奈良県は教員や警察官を含む県職員1万5082人(平均年齢42・8歳)に対し、総額125億7843万円を支給。1人あたりの平均支給額は83万4003円だった。
奈良県人事委勧告により、昨年同期と比べ支給月数が0・05カ月分増え、1人あたりの平均支給額は1万4352円アップした。
知事への支給額は300万643円。知事以外の県特別職や県議では、副知事234万699円▽議長230万8762円▽副議長201万6877円▽一般議員186万1365円-だった。
県内12市の市長で最も高額だったのは奈良市の仲川げん市長で、244万3360円。一方、市の財政状況を考慮し、大和高田市の吉田誠克市長は平成16年4月から50%、天理市の並河健市長は26年5月から20%、それぞれカットしている。
また、葛城市の阿古和彦市長は、今年10月31日に就任したため、3割の支給額になっている。