奈良マラソンに1万7000人 冬の大和路駆け抜ける
2016年12月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市のならでんフィールド(鴻ノ池陸上競技場)を発着点とする「奈良マラソン2016」(同実行委員会主催)が開催され、全国から集まった約1万7千人の市民ランナーが冬の大和路を駆け抜けた。
奈良マラソンは今年で7回目。10日に3㌔ジョギング、11日に10㌔とフルマラソンが行われ、荒井正吾知事の号砲を合図にスタート。11日の奈良市は最低気温1・2度と厳しい寒さの中、ランナーたちは平城宮跡や興福寺などの名所を眺めながら走った。
フルマラソンを2時間40分56秒で完走した広陵町の大学職員、前田和良さん(38)は「10月に長男が生まれ、父としての初レースで頑張りました。来年は優勝を狙えるように、また一から練習し直します」と話していた。
フルマラソンは、男子の部では王寺町の平田治さん(39)=TEAM奈良=が2時間27分50秒で2年連続5回目の優勝を果たした。女子の部では、大阪府枚方市の床呂沙紀さん(22)=関西外国語大=が2時間44分5秒の記録で初優勝した。