三味線、透かし彫り・・・ひょうたん七変化 県立民俗博物館で27日まで
ひょうたんを加工した置物や楽器などを展示する「みんぱくひょうたん展」が県立民俗博物館(大和郡山市)で開かれている。
同館の敷地内で約10年前からひょうたんを栽培している「みんぱくひょうたん会」が、ひょうたんを通じて人の輪を広げようと毎年開催しており、今年で8回目。透かし彫り加工を施した置物や、カシュー油で龍やコイを描いた作品、ひょうたんを加工して作られた三味線やマラカスなど、会員13人が作製した作品約50点が展示されている。
同会代表の土井実さん(65)は「県内在住の会員みんなで収穫したひょうたんを、乾燥から作品製作まで長い時間をかけて作った。一人一人作風の違う作品を楽しんでいただければ」と話していた。
27日まで。開館時間は午前9時~午後5時。入館料は一般200円、大学生等150円、高校生以下、65歳以上は無料。問い合わせは県立民俗博物館(電0743・53・3171)。博物館の情報は(http://www.pref.nara.jp/1508.htm)で。
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