裁判所の植え込みに「DO NOT OPEN]と書いた不審物 一時周辺を交通規制
2016年12月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
15日午前10時20分ごろ、奈良市登大路町の奈良地裁の職員から「『開けるな』と書いた不審な箱が裁判所の植え込みに置いてある」と110番通報があった。奈良県警の爆発物処理班が出動し、中身の確認を進めている。
奈良署によると、不審物は約10㌢四方で高さ約4㌢。新聞紙と透明のポリ袋で包まれていた。ポリ袋には「開けるな」の意味の英語「DO NOT OPEN」と赤色で書いてあった。
現場は近鉄奈良駅の東約200㍍の県庁や県警、税務署などが集まる官庁街の一角で、奈良公園に面している。この不審物の処理で県警は裁判所前の国道369号の交通規制を実施し、付近は一時物々しい雰囲気に包まれた。