「奈良は競争してでも学ぼうという気風が多少低い県」 県が率先した一年と荒井正吾知事がまとめ
2016年12月27日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
荒井正吾知事は27日、年内最後の定例記者会見で今年の県政を表す漢字に「学」を選び、「優れた先駆者から学んだことを県政に反映させようと、この一字に頼って仕事をした1年だった」と振り返った。
荒井知事は「何事も学ばなければ前に進めないが、奈良は他と競争してでも学ぼうという気風が多少低い県だと思っていたので、県が率先してその姿勢を示してきた」と説明。今年うれしかった出来事に外資系高級ホテル「JWマリオット」の奈良市への誘致が決まったことなどを挙げ、「学び、努力してきたことが今年実を結んだ。来年も同じ気持ちで仕事をしていきたい」と話した。