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【祈りの美 ⑦】清水公照 修中絵日記(部分) さまざまな場面を絵と文字で…貴重な作品


東大寺で営まれるさまざまな行事の中でも「修二会」は「お水取り」の名で一般に最も親しまれている行事です。
正式名称は「十一面悔過(けか)」といい、毎年3月、11人の選ばれた僧侶が参籠し、二月堂の本尊である十一面観音に過ちを懺悔することを意味します。天平勝宝4(752)年に国家安寧、五穀豊穣などを祈願して実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって始められて以降、二度にわたる大火の際も「不退の行法」として途切れることなく続けられ、本年で1266回を数える伝統的な宗教行事です。作者も数十回にわたり参籠していますが、この行の躍動的な様子は自身の作品を代表する主題の一つともなっています。
本図は作者が大導師を務めた昭和45(1970)年の修二会の本行中に描かれた絵日記の一部です。巻物を手にした大導師と鈴を振り鳴らす咒師(しゅし)の姿が描かれています。翌年の別火(べっか、修二会の準備期間)の際に描いた絵日記と合わせて2巻一組とされており、行中のさまざまな場面を絵と文字によって表した貴重な作品です。  (県立美術館学芸課 松川綾子)修二会絵日記

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