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【奈良 風物詩】 112年ぶりに田植歌 大和神社で五穀豊穣祈る伝統神事


田植えを奉納する早乙女

田植えの所作を奉納する早乙女

奈良県天理市新泉町の大和(おおやまと)神社で、五穀豊穣を祈る伝統神事「御田植祭」が営まれた。明治時代に途絶えていた「田植歌」も112年ぶりに披露され、関係者らは歴史的瞬間に立ち会えた喜びを分かち合った。
同祭は毎年2月10日に行われ、早乙女や田人にふんした地元の小中学生が境内の前庭を田に見立て、鋤入れから田植えまでの所作を奉納する。田植歌は、早乙女が松苗を稲に見立てて植える際に歌われていたが明治38(1905)年に途絶え、所作のみが代々受け継がれていた。
今回、氏子の森口豊さん(68)が祭りの歴史を調べ、大正時代の文書などから、田植歌の歌詞や抑揚を突き止め、復活にこぎつけた。
10日、早乙女役の小中学生5人が松苗を植える所作をする中、県内で活動する雅楽団体「青丹雅楽会」のメンバーが「わか種植えほよ 苗種植えほよ」と田植歌を披露。復活した歌を聞いた森口さんは「とにかく一安心。これからずっと継承していきたい」と感慨深げな表情を見せていた。
塩谷陸男宮司(73)は、「多くの方の協力で田植歌が復活しありがたい。神事中に晴れ間が訪れ、神様も力を貸してくれた」と笑顔を見せた。
早乙女役を務めた市立朝和小5年、中西楓さん(11)は、「等間隔に松苗を植えるのは難しかったけど、初めての経験で楽しかった」と話していた。

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