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【橿考研博】 鋲留短甲の製作 「型紙」新たに確認 「生産体制の謎に迫りたい…」 


橿考研付属博物館では、別々の遺跡で見つかった押付板が同じであることを示す映像を見ることができる

橿考研付属博物館では、別々の遺跡で見つかった押付板が同じであることを示す映像を見ることができる

橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)などの研究グループは6日、古墳時代中期(5世紀)の鋲留短甲(びょうどめたんこう、甲=よろい)の部材をつくる「型紙(設計図)」を新たに確認したと発表した。鋲留短甲は胴体を覆う鉄製武具で、鉄板を鋲でつなぎ合わせた古墳時代の高度な工業製品。グループは4年前、1例目を確認しており、今回の確認で型紙は少なくとも2つあることが明らかになったという。

グループは九州や関東など6県(30遺跡)で出土した鋲留短甲34点を対象に、背中を覆う後胴上部の「押付板」と呼ばれる部材の3次元計測を行うなど調査。その結果、福岡県行橋市の馬場代2号墳と、長野県飯田市の立石寺所蔵の鋲留短甲の押付板の形や大きさがほぼ同じと判明した。2つの押付板をつくるための木型のような共通の型紙が存在したとみられるという。
押付板は後胴の部材で、曲線状の部分があり、鋲留短甲全体を特徴付ける重要な部分。グループは4年前、宮崎県西都市の西都原4号地下式横穴墓と、同県えびの市の小木原1号地下式横穴墓出土の鋲留短甲が共通の型紙でつくられたと発表。今回、福岡県久留米市出土の鋲留短甲の押付板もほぼ同じ大きさと判明し、3つに共通する型紙があったとみられるという。
馬場代2号墳と、西都原4号地下式横穴墓の鋲留短甲の押付板の曲線部分などには微妙な違いがあり、型紙は別々と考えられている。鋲留短甲は大和政権が近畿地方で大量生産し、地方の豪族に配ったと考えられているが、その生産体制などは謎に包まれている。
グループ代表の吉村和昭・同館学芸係長は「新たな一群を見いだしたことで、鋲留短甲製作において型紙が存在した可能性がより高まった。今後、さらに調査対象を増やして、生産体制の謎に迫っていきたい」としている。
研究成果は同館1階ホールで、4月16日まで紹介されている。

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