【サッカー】 天皇杯、奈良クラブが9連覇 天理大を6―0で下す
2017年04月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
第97回天皇杯全日本サッカー選手権の奈良県予選を兼ねた第22回県サッカー選手権決勝が9日、奈良市のならでんフィールドで行われ、JFLの奈良クラブが天理大を6―0で下し、大会9連覇を果たした。
奈良クラブは前半9分、MF向慎一のゴール前へのパスをFW坂本修佑が決めて先制。後半はFW佐藤和馬がゴールキーパーの頭を越す華麗なロングシュートなどで攻撃の手を緩めずに追加点をあげる。坂本は後半にも2得点でハットトリックを達成するなど大活躍、天理大を寄せ付けなかった。
奈良クラブは、4月22日午後1時から同フィールドで行われる天皇杯1回戦に奈良代表として出場し、青森県代表でJFL首位を走るヴァンラーレ八戸と対戦する。勝てば2回戦でJ1のヴァンフォーレ甲府とあたる。
坂本は「周りの選手がいいボールをくれたのでそれを決めるだけだった。八戸はJFLでも上位のチームだが、がむしゃらにやるだけ」と力を込めた。
薩川了洋監督は「勝つことが第一だった。内容はよくなかったが、坂本が圧倒的だったし最後まで走りきっていたことはよかった」と話した。