奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

【鹿角抄(コラム)】 「奈良-十津川 わずか1時間」に現実味


4月11日午前5時すぎ、十津川村長選告示取材のためマイカーで奈良市の自宅を出発した。市中心部から村役場までは約100㌔。立候補受け付け開始の午前8時半に間に合うよう約3時間の行程を見込んでいた。
国道24号を南下し、大和郡山市から京奈和道へ。昼間なら混雑する箇所も早朝だからスイスイ。休日にはあまり通りたくない橿原市の商業施設前もノンストップで通過し、御所南ICから再び24号へ。
風の森峠をパッシングする京奈和道新田東佐味トンネル(約1・8㌔)の工事現場を横目に見ながら五條市の本陣交差点から国道168号(五條新宮道路)に。同市中心部を過ぎれば、信号はなく一本道で、ぐんぐん加速。途中2回の休憩を挟んだが、午前8時前には村役場に到着した。休憩時間を除けば、所要時間は約2時間。「かなり早い」と思った。
届け出を見届けて、午前10時からの現職陣営の出陣式も取材。村外からの来賓も数多く、前日から温泉泊まり込みという人もいたようだが、同じように早朝出発の来賓もいて、中和地域の首長の一人は「午前7時すぎに自宅を出た」という。
東南海・南海地震の際には重要な交通路となる紀伊半島アンカールートの京奈和道と五條新宮道路は現在、整備が進められている。新田東佐味トンネルと、紀伊半島豪雨で被害を受けた五條市辻堂地区を迂回する辻堂バイパスの未開通部分(約1・1㌔)は今年度中に開通予定。
さらに着工済みの五條新宮道路の十津川村の3工区(計9・3㌔)、冬場は降雪・凍結に悩まされる最大の難所・天辻峠を貫く「新天辻トンネル」(全長約6㌔)、京奈和道の奈良市部分などが完成すれば、相当の時間短縮になることはまちがいない。
ふるさと十津川村へは何百回と走っており、日中は渋滞もあるので所要時間は約3時間。これまで時間はあまり意識していなかったが、今回はおそらく最短時間。「奈良-十津川1時間」という大構想もちょっと現実味が出てきたと感じている。約半世紀前、奈良大仏前行きの奈良交通特急バスで村から約6時間かけて移動していたことを思い出すと、夢のようである。     (野崎貴宮)

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。