【マスターズ甲子園】 違う世代がはつらつプレー 決勝は21日に佐藤薬品スタジアムで
2017年05月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
かつての高校球児たちが、同窓会チームを結成し、再び夢の舞台・甲子園を目指す「マスターズ甲子園2017」の奈良県予選(準々決勝~準決勝)が、桜井市の芝運動公園で行われた。
マスターズ甲子園は、野球を通じて、OB間の交流や愛校心の向上などを目的に、平成16年から毎年開催。県内では約10年前にOB連盟が発足し、県予選は今年で6回目。出身校別に18歳~70代の幅広い世代で編成された19チームが出場した。
4日は準々決勝と準決勝の計6試合試合が行われ、元監督や元マネジャーも応援に駆けつけ、選手ははつらつと白球を追いかけていた。
郡山高校野球部OBの木原敏裕さん(60)は「世代の違う選手が、同じ目標に向かって野球ができるのはいいこと。現役時代とは違う野球の楽しみ方ができる」と話していた。
決勝は21日に橿原市の佐藤薬品スタジアムで開催される。同日、今年と昨年の優勝チームで代表決定戦を行い、勝利したチームが、11月に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される「マスターズ甲子園2017」に出場する。