【あっ、これ作ろ!】 「萌黄」のイーストドーナツ 熱々ふんわり食感、手作りで
暑い季節には敬遠されがちなパン…。でも、実はこの時季こそ発酵が進みやすく、手作りパンが作りやすいのです。近鉄尺土駅から徒歩5分ほどの場所にあるパン店「萌黄」(葛城市八川)のオーナー、松本務さん(42)に、自宅で簡単に作れる「イーストドーナツ」を教えてもらいました。
「萌黄」は現在、販売するパンの種類を約30種類に絞り込んで、できるだけたくさん作るようにしているそうですが、人気のため「昼過ぎには売り切れてしまう」ことが多いそう。以前販売していた「イーストドーナツ」も、現在は購入できなくなっています。そんなドーナツを自宅で、しかも片付けも簡単にできるよう、なんと厚手のポリ袋を使って作るレシピを教えてもらいました。
暑い日にはアイスを添えたりすれば、おやつにもピッタリ。ぜひお試しを! (朋)
【材料】(15個分)=写真❶
A=強力粉300㌘、砂糖50、塩5㌘、全卵50㌘、水(牛乳でも可)150㌘、インスタントドライイースト(「saf」の金色がお薦め)5㌘
オリーブオイル(サラダ油でも可)45㌘、揚げ油と仕上用グラニュー糖適量
【作り方】
①オリーブオイルを厚手のポリ袋に入れ、もむようにして袋になじませる
②Aをボールに入れ(塩とイーストはできるだけ離して入れる)、粉っぽさが無くなるまで手でこねる。目安は5分程度=写真❷
③②がまとまってきたら①に入れ、手に付いた生地も入れる(手に強力粉を付けるとはがれやすい)
④袋に入れたまま、生地にオリーブオイルがしっかり入るまでこねる。目安は約10分間
⑤袋に入れたまま常温で15分休ませる(ベンチタイム)
⑥袋の上から、両手のひらで真ん中を押さえ=写真❸、次に右側を押さえ、左側を押さえる。袋の中で左から3分の1部分を折り、次に右から3分の1部分折り=写真❹
、最後に上から半分に折る(パンチ)
⑦15分間のベンチタイムの後、パンチ・ベンチタイムを2回繰り返す
⑧生地をポリ袋から出し、15個に分割する(約40㌘ずつ)
⑨1つずつ手の上にのせて表面が張るように丸め、ベンチタイム(15分間)
⑩生地を1つずつ上から手のひらで押さえる。次に手で持ち上げ、ピザ生地を伸ばすように真ん中から円盤状に広げる
⑪180度の油で片面1分半ずつ揚げる
⑫仕上げにグラニュー糖をまぶし、できあがり=写真❺
【ワンポイント】
★⑨の生地は1週間ほど冷凍保存が可能。自然解凍させた後、⑩から作業できます
★仕上げのグラニュー糖を、きなこや抹茶などにしても
★成形はリングやツイストなど、好みの形にアレンジ可能です