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【鹿角抄(コラム)】 仲川氏が僅差で勝利  午後の猛烈な雷雨は〝神風〟だったのか


激戦を制し、支持者から花束を受け取る仲川氏(左)

激戦を制し、支持者から花束を受け取る仲川氏(左)

任期満了に伴う奈良市長選は、現職の仲川げん氏(41)が投票総数の約4割にあたる6万1934票を獲得、元生駒市長の山下真氏(49)との大激戦を制し、3選を果たした。2022票という僅差の勝利で、仲川氏がバンザイしたのは開票開始から約4時間半後の10日午前2時過ぎだった。
仲川氏のこれまでの選挙戦をたどると、実に波瀾万丈で面白い。初当選した平成21年は当時の民主党の推薦を受けた無名の新人で、行政経験ゼロ。だが当時は民主旋風が吹いており、「風に乗った」(仲川氏)初当選だった。
2期目の25年は、戦後最多となる7人が乱立。仲川氏の得票は5万5154票と投票総数の約3割にとどまったが、保守系が3人も乱立したことで批判票が分散。〝漁夫の利〟を得た格好で再選を果たした。
そして、3期目の今回。仲川氏は当選確実の報に、集まった支持者と握手を交わしたが、「これまでで1番厳しい選挙だった」と、支持者との万歳三唱では1人、頭を深々と下げ続けた。実際、投開票が行われた9日に飛び交った情報は、ぎりぎりまで「山下氏やや優勢」だったからだ。
この日、仲川氏の陣営幹部は「投票率が高ければ、負ける可能性が高い」と、悲観的な様子だった。一方の山下陣営には「僅差だが優勢」と自信が。「これはやっぱり山下氏優勢かなあ」と思っていた午後3時すぎ、奈良市を猛烈な雷雨が襲った。
市中心部で雨が降り続いたのは2、3時間。だが、県内では停電する地域もあるなど、かなり激しかった。あの雨に、投票所に足を運ぶのを止めた市民もいただろう。ふたを開けてみれば、投票率は前回より9・05㌽低い51・01%にとどまった。あの雨は仲川陣営にとっての〝神風〟だったのかもしれない。
だが、薄氷の勝利は現市政を「刷新してほしい」という市民が少なからずいたことを証明している。仲川氏は政策推進の過程で「市民との対話が不足している」と選挙戦でも批判を浴びた。何が9万票超の〝不支持〟に繋がったのか。そこを真剣に考え、選挙で市民に約束した改革を進めてほしいと思う。
(神田啓晴)

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