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【鹿角抄(コラム)】 奈良ではの一期一会 「大切にしていきたい」


多くの外国人でにぎわう近鉄奈良駅近くの商店街

多くの外国人でにぎわう近鉄奈良駅近くの商店街

「ブレス・ユー!」。奈良県庁前の交差点で信号待ちをしている時、特大のくしゃみを放った記者に、外国人カップルからかけられた言葉だ。「ブレス・ユー」は「神のご加護がありますように」という意味で、欧米では「お大事に」にあたる言葉だとか。まさか、くしゃみで話しかけられるとは…。あっけにとられ、何も返事ができないうちに、カップルはさっそうと近鉄奈良駅方面へ行ってしまった。「サンキュー!」くらい、さわやかに返せばよかったと後悔している。
奈良に来てからというもの、そんな「国際体験」が日常に潜んでいるように思う。〝普通に〟過ごしていてこれほどまでに外国人と出会うのも、日本が誇る観光地・奈良ならではだろうと思う。
赴任したてのころ、奈良市の東向き商店街へ食事に出かけたときのこと。ランチ時だったためか店内は混んでおり、台湾から来たという20代の女性2人と相席になった。当時は奈良に友達もおらず、少し誰かとしゃべりたい気分だった。
「どこから来たの?」、「どこに行くの?」。お互い、あまり上手とはいえない英語だったが、同年代ということもあり、会話は盛り上がった。もしかしたら彼女たちも、いい旅の思い出としてくれたかもしれない。
先日も夕食を作るのが面倒で、一人で市内の居酒屋へと足を運んだ。常連客らしき人たちに紛れて飲んでいると、外国人客が入店してきた。彼らは空いていた記者の隣に座り、注文をしようとしたが、英語のメニューはない。「メイ・アイ・ヘルプ・ユー?」と声をかけると、「メニューの説明をしてほしい」と困った様子。翻訳アプリを駆使し、何とか注文することができた。
イギリスから来たというその夫婦はとても気さくで、日本や奈良の魅力について、日本で食べたおいしかった物など、ゆっくりとわかりやすく話してくれた。味気ない一人での食事が一気に良い思い出になった。
彼らとは連絡先やSNSの交換をしたわけではなく、もう一生会うことはないかもしれない。でも、そんな一期一会も大切にしていきたいと思った。
(石橋明日佳)

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