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【鹿角抄(コラム)】 部活動は「人間形成」の場 夏の甲子園県予選を取材して


「皆さんが目指す、憧れの甲子園への道は、人間形成の道であり、人として生きていく上で最も大事な『他者を思いやる心』を磨く道でもあります」
奈良県高野連の東英樹会長の言葉で幕を開けた高校野球奈良県大会。最後まで何が起こるかわからない試合。大差をものともしない意地の猛追、延長十一回に及ぶ激しい攻防、勝ち越しの満塁本塁打―。全ての試合にドラマがあり、見ている者、応援する者を感動させた。
記者自身、高校まで野球を続けていたこともあって、取材ながら選手たちに感情移入してしまう瞬間が多々あった。負けた悔しさで涙を流す選手もいれば、勝ったうれしさのあまり、泣きながら取材に応じる選手もいた。
「監督に恩返しができてよかった」。高円の3年生、小野駿輔選手は初戦を突破したとき、今夏で退任する松村泰宏監督への思いを涙ながらに語った。松村監督は選手と一緒にグラウンドを整備するなど、日頃から選手を親身になってサポートしてくれたという。3回戦を勝ち上がったときは脇田晋乃亮主将も「松村先生のために何としても勝ちたかった」と語っていた。松村監督にとっても、何より幸せなことだろうと思う。
一方、奈良県内では先日ある中学校で、体罰を加えたとして男性教諭が懲戒処分となった。男性教諭は男子生徒6人に平手打ちや蹴りを加えて、けがを負わせたという。また、前任校では部活指導中に体罰を行ったことで厳重注意を受けていたことが判明した。
「昔は体罰なんてよくあった」と聞くこともある。だが、だからといって許していいだろうか。
厳しく指導することはときに大切だ。記者自身、部活動で厳しく喝を入れられたことが、今を生きる糧となっていると感じることもある。しかし、その厳しさを暴力で表現することは許すべきではない。厳しさとは「他者を思いやる心」の延長線上にあるべきで、暴力で示す厳しさは「自分本位」だと思うからだ。
東会長の言葉通り、部活動は「人間形成」の場の一つだ。「恩返しができてよかった」。そんな言葉が生徒から自然と口に出るチームづくりを、部活動に携わるすべての人に心がけてもらいたい。
(藤木祥平)

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