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11月に「なら介護の日」、落合恵子さんの経験談も


 11月11日の「介護の日」を前に、介護に携わる家族らの支援の必要性や地域づくりについて考える「なら介護の日2015」が11月8日、奈良市のなら100年会館で開かれる。

 介護への理解を深め、地域の一員として考える契機にしようと、「介護の日」制定の平成20年から毎年県などが開催しており、今年で8回目。今回は作家の落合恵子さんが「母に歌う子守唄~わたしの介護日誌」と題して講演。認知症の母親を長年介護し、自宅で看取った経験談など話す。定員400人(先着順、要事前申し込み)。

 社会福祉士や司法書士など専門家が介護に関する相談に無料で応じる「介護なんでも相談」も開設。入場無料。問い合わせは、同実行委員会事務局(県長寿社会課内)(電0742・27・8524)。

 当日は、親の介護経験者が親へ詩や曲を贈る「親守唄」、工夫を凝らした介護や地域での取り組みを実践している家庭や団体を表彰する「奈良介護大賞」も発表。実行委では「親守唄」や「介護大賞」(30日締め切り)を募集している。問い合わせは、「親守唄」は同実行委員会親守唄・歌会作品募集係(電0742・43・7055)。「介護大賞」は同実行委員会(県地域福祉課内)(電0742・27・8503)へ。

「自宅で介護受けたい」6割

 県内で65歳以上の人は約37万9900人(平成26年10月時点)で、全人口の27・2%を占める。高齢化率は5年間で3・8%増えて年々増加傾向にあり、超高齢化社会を迎える中で介護や福祉対策、環境整備は急務となっている。

 県が25年度に実施した調査では、「介護が必要になったときどのようにしたいか」という設問に対し、「自宅で介護を受けたい」と回答した人が若年者(40~64歳)も高齢者も約6割に上った。

 一方、要介護認定者の家族(有効回答数・704件)に「介護を行う上で困っていること」を問うと、最も多かったのは「自身も高齢者となり、介護が困難」(23・3%)。「自身のための時間がもてない」(22・2%)、「気持ちや身体を休める機会がない」(19・5%)―と続いた。

 県の担当者は、「介護している人だけでなく、地域や行政、企業などからの幅広い支え合いが必要。普段関わりのない人にも、『介護の日』が介護を考える機会になれば」としている。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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