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【鹿角抄】奈良と鎌倉 多いつながり、中世の奈良にも目を向けたい


鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮

小紙の連載企画「楠木正成考」の取材で今月、神奈川県鎌倉市を訪ねた。武家政権による幕府が初めて開かれ、多くの寺院が建立された鎌倉は奈良ともつながりがあり、興味深い町だ。
現地で訪れたのは北条高時らが倒幕に挙兵した新田義貞に攻められ、自害したと伝わる東勝寺の跡(現在は国史跡)。近くの宝戒寺は北条氏一門の菩提を弔うために後醍醐天皇が足利尊氏に命じ建立させたという。さらに鶴岡八幡宮へ。幕府を開いた源頼朝ゆかりで、武家の都市だった鎌倉の象徴的存在だ。
頼朝といえば、奈良の東大寺大仏殿と縁がある。治承4(1180)年、平氏による南都焼き討ちによって伽藍の多くが焼失し大仏も被害を受けた。この際、重源上人が復興活動を始め、頼朝も資金面で支援するなど大きな役割を果たしたという。鎌倉の高徳院には、名高い「鎌倉大仏」が露坐で安置されている。造立経緯は不明な部分が多いというが、幕府の関与なども考えられる。
そして、奈良と鎌倉をつなぐ存在には、鎌倉時代にハンセン病患者らを救済した僧、忍性がいる。
忍性は現在の三宅町に生まれ、西大寺を中興した叡尊を師に仰ぎながら民衆救済に奔走した。45歳のときには幕府との縁を得て鎌倉へ。51歳で鎌倉・極楽寺に入り、伽藍を発展させた。現在は縮小したが、絵図によると、かつての極楽寺には数多くの堂塔が存在。救済施設もあるなど、弱者を救っていたことがうかがえる。
奈良に関してはとかく古代が注目されがちだが、鎌倉時代も南都復興が進められたり、忍性のような宗教者たちが活躍するなど、エネルギーに満ちていたことだろう。これまであまり知られることがなかった中世の奈良にも目を向けたい。   (岩口利一)

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