【やまと人巡り】「歩き遍路の魅力を伝えたい」 矢田寺へんろみち保存会会長、山下正樹さん(73)
2018年02月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「歩き遍路の写真を通して遍路のすばらしさを感じてほしい」と話すのは「矢田寺へんろみち保存会」会長の山下正樹さん(73)=大和郡山市。4月1日~6日、やまと郡山城ホール(大和郡山市郡山町)で、写真展「第4回 四国八十八ヶ所 歩き遍路展」を開催する。
歩き遍路の魅力を「出会いに尽きる。お接待文化との触れ合いは歩かないと経験できない。苦労があるから接待や人の優しさを感じることができる」という。
前回2年前の写真展には千八百八十人が訪れた。今回も文章が添えられた約50点の写真が展示される。
「遍路を歩いた人にしか撮れない写真ばかり。多くの方に見ていただき、魅力を感じて、歩き遍路に挑戦してほしい」 (吉)