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【鹿角抄(コラム)】 奈良でしかできない経験…少しはできた 今後の財産に (森西勇太)


「鹿の角きり」で、角を切り落とされるシカ(水島啓輔撮影)

「鹿の角きり」で、角を切り落とされるシカ(水島啓輔撮影)

来月、大阪に転勤する。最後にこのコラムを書くに当たり、一昨年10月に着任後、初めてこのコーナーを担当したときのことをふと思い出した。「奈良でしかできない取材を」。そんなテーマだった。
奈良らしさを初めて感じた取材は、「鹿の角きり」だったと記憶している。春日大社境内にある鹿苑角きり場で、陣太鼓の音が響くなか、法被姿の勢子がシカを追い込み、巧みに捕獲していく。立派な角を生やしたシカが時折、目の前を勢いよく通り過ぎていった際は「突撃されないだろうか」と身の危険を感じたものだが、今となっては良い思い出だ。
東大寺二月堂の修二会(お水取り)ではひときわ大きな籠松明の迫力に息をのみ、薬師寺で約1世紀ぶりの解体修理が進められている国宝・東塔の心柱の下部を元の位置に据える「立柱式」を見守る機会にも恵まれた。厳かな雰囲気に包まれた寺社仏閣で取材するたび、古都・奈良に伝わる歴史の一端に触れることができた気がした。
印象深い出来事は取材の場に限らない。奈良市内から「日本一広い村」の十津川村まで車で足を運んだ際は、あまりの遠さに心が折れそうになった。一方で、道中に目にした自然豊かな風景の美しさには心を打たれた。
さらに、夕方になるとお決まりのように発生する国道24号の大渋滞。原稿の締め切り時間が刻一刻と迫る中、一向に動く気配を見せない車列に頭を抱えたことも少なくない。
今も奈良の地にしっかりと根づく歴史的遺産。それゆえなのか、どこか感じる田舎っぽさ―。1年半という短期間ではあったが、さまざまな「奈良らしさ」を味わえた。記者として、その土地ならではの経験ができたことは、間違いなく今後の財産になると感じている。
5月以降は主に大阪府の南部を担当する。奈良で経験したように「らしさ」を感じられる取材に奔走したい。

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