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【ニュータウン新時代 生駒・鹿ノ台自治会の奮闘㊤】緑地活動10年 よみがえった景観


住民の手によって維持、管理されている花壇と桜の木=生駒市

住民の手によって維持、管理されている花壇と桜の木=生駒市

街中に点在する花壇に60種2千株の四季折々の花々が咲き誇り、桜やモミジなどの樹木900本も街路を彩る。わずか10年前、せっかくの緑地帯に雑草が生い茂り、ごみが散乱していた光景も今は昔だ。
「当時はまさにジャングル状態で、散歩でも通りたくないほど汚かった。どうにかしなくてはいけない、という一心だった」
生駒市北部の大規模ニュータウン、鹿ノ台。現在は約7千人が暮らすこの住宅街で、かつて自治連合会長を務めた山田勲さん(69)は振り返る。
鹿ノ台は昭和40年代、伊藤忠都市開発(東京都)によって造成が進められた。総面積121・8㌶で、総区画数は2400戸。ピーク時には8500人が居住した。分譲が始まった50年当時、働き盛りだった「団塊の世代」が多く、今では全住民の4割を65歳以上の高齢者が占める。
緑豊かで美しかった街並みは、30年以上の時を経て変貌。家具や家電といった大型ごみの不法投棄も横行し、一部の緑地は荒れ野も同然に変わり果てた。「自分たちの街が〝オールドタウン〟と化してしまってはいけない。住みやすく、美しい街並みを保たなければ」。立ち上がったのは山田さんら住民だった。
平成20年、自治連合会の下部組織として「ECOKA委員会」を設立。委員長に就任した山田さんを中心に、公園や道路沿いのオープンスペースを活用した緑化活動に着手した。鹿ノ台に6カ所ある広大な花壇にチューリップやパンジー、ダリアといった色とりどりの花々、街路には桜などの樹木を一つ一つ植え、緑地の機能回復と自然景観の形成を図ったのである。
約10年がかりで整備した面積は、東京ドーム約3個分に相当する12㌶超。緑化活動に携わった住民は延べ千人にも上る。防犯と景観に配慮し、樹木の剪定も業者任せにはせず、住民自ら手がけているのも特色だ。
街ぐるみの地道な活動が評価され、同委員会は昨年12月、環境省の「第5回グッドライフアワード」で、環境大臣賞(地域コミュニティ部門)に輝いた。以前とは見違えた街並みを眺めながら、活動を牽引した山田さんが実感を込める。
「委員会だけではこの活動は続かない。地域の担い手として住民自身が参加することに意味がある」

全国各地にあるニュータウンのご多分に漏れず、少子高齢化が着々と進む生駒市・鹿ノ台。活気あふれる街を目指して奮闘する住民の姿を3回にわたって紹介する。

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