【奈良クラブ J3への道】 チアダンススクール発足 地域愛を育んで
奈良クラブは、日本フットボールリーグ(JFL)に所属しているトップチームのほか、育成組織のジュニアユース(中学生)とジュニア(小学3~6年)で構成する。さらには、電動車椅子サッカーチーム「ビクトリーロード」、知的障害サッカーチーム「バモス」も活動中だ。
競技の枠を超え、5月には新たな仲間が加わった。「チアダンススクール橿原校」。スポーツを通じて心身と地域愛を育み、それぞれの夢や目標に向かって成長できる集団を目指す。
活動拠点は橿原市内のコミュニティーサロン「ヴィオレッテ」。講師で、なでしこリーグ「伊賀FCくのいちチアダンススクール」(三重県伊賀市)などを主宰する日根野ちよこさんは「型にはまらず、自分のスタイルで自由に楽しく踊れる場所を作りたかった」とスクール設立への思いを語る。
ホームゲームの試合前やハーフタイムに、チアダンスを披露するメンバーら。サポーターが鳴り響かせるチャント(応援歌)使用曲に合わせて練習に励んでおり「観客を楽しませ、笑顔にしたい」と意気込む。
年齢や運動の得意不得意は問いません。興味があればぜひ一度、体験会にお越しください。 (奈良クラブ広報 浜川遥)
【次回のホームゲーム】ヴェルスパ大分戦=6月24日午後1時、ならでんフィールド(奈良市)でキックオフ