【くらしと税】〈租税教育②〉中高生、夏休みは税の作文チャレンジを
2018年06月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
毎年、夏になると国税庁や納税貯蓄組合が中学生には「税についての作文」、高校生には「税に関する高校生の作文」を募集し、全国からたくさんの応募があります。
夏休みの宿題となっている学校も多いと思います。いずれも税を題材とした作文を書くことで、税に対して関心を持ち、正しい理解を深めてもらいたいという趣旨で実施されています。
最近は、作文を書くための事前学習として、夏休み前に租税教室を開催する学校が増えてきています。
税の意義や役割などについて学習し、体験したことを通じて考え、自分の言葉で表現することで、より税についての理解が深まるのではないでしょうか。
優秀作品には、賞状と記念品が贈呈されます。さらに、都道府県名、学校名、学年、名前とともに国税庁のホームページや国税関係機関の広報誌などに掲載されます。
奈良県内学校の受賞者は、奈良県租税教育推進連絡協議会のホームページに掲載されます。県知事賞や市町村長賞、税務署長賞などのいろいろな賞が設けられています。
また、報道機関などに資料を提供し、広く発表することになっているので、実際に新聞などに掲載されることがあります。
中高生のみなさん、この夏は税の作文の応募にぜひチャレンジしてみましょう。