【バンビシャス通信】今季の至上命題は「黒字化」 28日には公開練習
「黒字化必達」。これが、今季のバンビシャス奈良に課せられた至上命題です。
バンビシャスは2016―17シーズンが赤字決算で、17―18シーズンも赤字決算になる見通しです。そして、Bリーグのクラブライセンス交付規定は、シーズンの成績にかかわらず3期連続赤字決算のチームに対しては、B2ライセンスを交 付しないと定めているからです。
こうした厳しい現実を踏まえ、今月12日にはスタッフと選手らが集まり、「応援したい、ホームゲーム会場に足を運びたい」と思ってもらえる魅力のあるクラブにするために話し合いをしました。
加藤真治代表取締役は「われわれのクラブ理念は『バンビシャス奈良に関わるすべての人の幸福と地域社会の発展に貢献すること』であり、これまで以上に地域に貢献できる活動を増やし、県民のみなさまにとって必要なクラブにしていかなくてはならない」と話しました。
チームを預かる石橋晴行アソシエイトヘッドコーチは「まずは試合で勝利し、結果をだすこと。また、コートの外でも魅力ある選手をつくっていくことは自分の役割だ」と語りました。
クラブ創設6年目のバンビシャスは、正念場のシーズンを迎えます。
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「初公開練習」
28日午後2~4時、橿原市中央体育館(同市小房町)で公開練習を行い、終了後にはサイン会も実施します。参加無料。来場者プレゼントもあります。(バンビシャス広報 和田真智子)