TOKIOの城島さん「旗をつなげて気持ちを1つに」 東京五輪フラッグツアー
2018年08月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
2020年東京五輪・パラリンピックへの機運を高めようと、五輪旗とパラリンピック旗が全国を巡回するフラッグツアーが2日、県内入りした。奈良市の県文化会館で開かれた歓迎イベントには、旗を一目見ようと約900人の市民が詰めかけた。
ツアーは東京都などが主催。平成28年10月に東京から始まり、奈良は33番目の巡回となった。イベントでは、県出身で人気グループ「TOKIO」の城島茂さんがスペシャルアンバサダーとして参加。ホッケー女子日本代表「さくらJAPAN」のFWとしてアテネ、北京両五輪に参加した上田(旧姓・森本)さかえさん=橿原市出身=がフラッグツアーアンバサダーを務めた。
五輪旗は上田さんから荒井正吾知事に手渡された後、県内の子供らに引き継がれた。上田さんは「ホッケーを含め、奈良には強い競技がたくさんある。奈良ゆかりの選手が活躍し、その先に夢や希望が広がる大会になってほしい」。城島さんも「旗をつなげていって日本の気持ちを1つにして、2年後の熱い戦いに向けてみんなで盛り上げていきたい」と呼び掛けた。
五輪旗、パラリンピック旗は県庁や各市役所など30日まで県内29カ所を巡回する。