奈良市、今月11~15日は小中学校・幼稚園「閉鎖日」に 「働き方改革」で
2018年08月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は7日、市立の幼稚園と小中高校で夏休み中に5日間、教職員が休暇を完全取得する「学校園閉鎖日」を設けると発表した。
市によると、昨年度の市全体の時間外勤務は31万5023時間。ピークだった平成23年度の52万6200時間から約4割減った。今年度はさらに25%減を目指すという。
市はそこで、市立の全ての幼稚園と小中高校で、今月11~15日を「学校園閉鎖日」と定め、教職員の5連休取得を促すことにした。緊急時は市教育委員会の学校教育課が対応する。
市は一方、来庁者がほぼ事業者に限られる都市整備部の4つの課で、窓口対応時間を午前9時~午後3時(正午~午後1時までは昼休憩)に設定。デスクワークに専念する時間を設け、作業の効率化を図る。