【ろうきん杯学童軟式野球】斑鳩少年野球部、タイブレーク制し初優勝
2018年09月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内17チームが参加する第19回ろうきん杯学童軟式野球選手権大会の決勝戦が15日、桜井市の芝運動公園野球場で行われ、斑鳩少年野球部(生駒郡)が5―4で大和明星子供会(五條)にサヨナラ勝ちし、初優勝した。斑鳩少年野球部は10月27日から京都府で開かれる「佐川印刷旗第回近畿学童秋季大会」に県代表として出場する。
試合は両チームの先発投手が粘りの投球を見せ、1―1のまま延長戦へ突入。無死満塁から始まるタイブレークで、大和明星子供会は、相手のミスをつく攻撃で3点を勝ち越す。追う展開となった斑鳩少年野球部は内野ゴロや犠飛で2点を返すと、2死満塁の場面で4番松下登選手が打席へ。「真ん中高めの直球を思い切り振り抜いた」という打球は左中間へのヒットとなり、2人が還って劇的なサヨナラ勝ちを決めた。
斑鳩少年野球部の兼平陸主将(11)は「前大会で負けた相手だったので、リベンジを果たしたかった。全員で勝利をつかめてうれしい」と喜びを爆発させた。