奈良の蔵元28社、全国一斉「日本酒で乾杯!」で銘酒振る舞う
2018年10月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
日本酒造組合中央会が「日本酒の日」と定める1日、「全国一斉 日本酒で乾杯!」と銘打ったイベントが各地で開かれ、近鉄奈良駅(奈良市)前の行基広場では、県内の蔵元28社が来場者に日本酒を振る舞った。
全国の都道府県酒造組合が各地で実施。清酒発祥の地をアピールする県でも、日本酒で乾杯する文化を知ってもらい、飲み比べを楽しんでもらおうと毎年開催されている。
この日は、荒井正吾知事や奈良市の仲川げん市長らが鏡開きをした後、一斉に乾杯。「春鹿」(今西清兵衛商店)や「豊祝」(奈良豊澤酒造)など、県内の蔵元28社の日本酒が振る舞われ、仕事帰りのサラリーマンらが味わいの違いを楽しんでいた。
今春、秋田県から引っ越してきたという奈良市の会社員、大塚弓子さん(39)は「たくさんの種類のお酒が一堂に会し、飲み比べできるのはありがたい。奈良のお酒は本当においしいですね」と話していた。