「奈良県華道展覧会」開幕 200点以上が一堂に 14日まで
2018年10月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県内の生け花作家らの作品を一堂に展示する「第68回奈良県華道展覧会」が11日、奈良市の県文化会館で開幕し、色鮮やかな花が来場者の目を楽しませている。14日まで。
県華道会(吉村晴芳山理事長)が主催。赤い果実をつけたツルウメモドキで彩った作品など、29流派から出展された計200点以上を展示する。12日までを前期展、13日からを後期展として作品を入れ替え、13、14の両日は親子や障害者を対象にした「いけばな体験教室」も開かれる。
吉村理事長は「流派の特徴を生かした作品を展示している。交流やふれあいが生まれる場になってほしい」。生け花を習っているという奈良市の主婦、吉田スミエさんは「いろんな流派が集まる展覧会は珍しいので、勉強になります」と話していた。