白橿北小で「東京五輪ポスター制作授業」開催
2018年10月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
2020年東京五輪・パラリンピックに向けたポスター制作の公開授業が橿原市の市立白橿北小学校で行われ、ロンドン五輪柔道男子100㌔級代表で天理大監督の穴井隆将さん(34)らが訪れて児童と交流した。
東京五輪・パラリンピックを身近に感じてもらおうと、大会組織委員会が国内外の小中学生を対象にポスターを募集しており、今年で4回目。昨年は計1万4396点の応募があり、同校6年の佐々木羽多さん(12)が金賞を受賞した。
全校児童約190人を前に講演した穴井さんは、自身の競技人生を振り返り「結果が出ないこともあるけど、頑張り続けることが大切」と熱弁。その後、大会公式マスコットの「ミライトワ」と「ソメイティ」が登場すると、「すごい」「かっこいい」と歓声が上がった。
ポスター制作には5年生40人が挑戦。マスコットと一緒に柔道やボルダリングを楽しんだり、食事をしたりする様子をイメージしながら、真剣な表情で描いていた。
5年の山本賢正さん(11)は「合気道をやっているので、僕も穴井さんみたいにかっこいい人になりたい」。中川こころさん(10)は「大会に出場する選手みんなに頑張ってほしい」と話していた。