新しいビジネスチャンス、商談会・即売も賑わう@橿原神宮
2018年10月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内の企業約380社が集う「ビジネスマッチなら・橿原ビジネス商談会」が17日、橿原市の橿原神宮崇敬会館などで始まり、ビジネスチャンスを求める事業者や即売ブースで掘り出し物を探す一般客らでにぎわった。
県内企業の優れた商品やサービスを結びつけ、新たなビジネスを生み出すきっかけにしようと、県商工会連合会や橿原商工会議所などが合同で開催。今年で5回目になる。
商談会では各企業が15分ずつ面談し、自社の強みをアピール。プレス向けの発表会では、吉野杉を使ったDIY型住宅や、結婚・出産を機に離職した縫製職人に働く場を提供する在宅職人ネットワークなど、奈良を活気づけるための取り組みを10社がPRした。
また、即売ブースでは、吉野の名水で作ったつくだ煮や県産のはちみつ、革製品など、21社が特色ある商品を販売。大勢の一般客が買い求めていた。
参加したロクメイコーヒー(奈良市)の井田浩司代表取締役は「普段会うことのない業種の方と交流できる、とてもいい機会。毎年参加しています」と話した。
18日も開催。商談会は事前予約制だが、状況に応じて当日申し込みも受け付ける。問い合わせはビジネスマッチなら事務局(0742・22・4412)。