鍋料理にも最適「奈良の冬冷酒」発売中 6蔵元の共通ブランド
2018年11月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良の地酒を普及する活動を展開している「古都のお酒で乾杯しようぜ!実行委員会」(奈良市)は、県内の蔵元6社の共通ブランド「奈良の冬冷酒」(各500㍉㍑で税込み1058円)を販売している。
同委員会では地酒を気軽に楽しんでもらおうと、蔵元6社の共通ブランドを季節ごとに販売。冬冷酒はさわやかなグリーンのボトルで、ラベルは奈良公園・飛火野にたたずむシカをデザインした。
原料米は県産のヒノヒカリや露葉風で、純米酒と純米吟醸酒を3本ずつラインアップ。すっきりとした夏冷酒に比べ、冬冷酒は鍋料理など味付けの濃い料理とも合うようにしっかりとした味わいが特徴という。奈良、大阪の量販店や小売店で計5千本を販売する。
同実行委員長で、酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「寒い冬に鍋をつつきながら、冷酒を楽しんでほしい」と話している。
参加した蔵元と銘柄は次の通り。今西清兵衛商店「春鹿」▽奈良豊澤酒造「豊祝」▽八木酒造「升平」▽梅乃宿酒造「梅乃宿」▽今西酒造「三諸杉」▽北村酒造「猩々」。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。