【大阪万博】ホテル誘致との相乗効果期待 荒井知事
2018年11月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が決まったことを受け、荒井正吾知事は定例記者会見で、「万博は東京五輪後の関西経済をインバウンド(訪日外国人客)で支える大きな柱であり歓迎する。万博を機に、奈良の経済も大阪と一緒に伸びればうれしい」と話した。
また、会場となる人工島・夢洲(大阪市此花区)とは別に、近隣府県に万博関連イベントを行う「サテライト会場」を複数設ける構想が持ち上がっていることについては、「万博の魅力は会場に設置された各国のパビリオンなので、夢洲で集中開催するのが万博らしい」と消極的な見方を示した。
その上で、「奈良は万博に行く人の宿泊地として貢献する。奈良で泊まれば大阪とは違う雰囲気を味わえるという点が、万博の魅力アップにもつながる」と強調。県が進めるホテル誘致・整備との相乗効果に期待した。