第二阪奈、来春移管で県道路公社の解散発表 来年3月末
2018年11月29日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県道路公社は、県と大阪府の道路公社が共同管理する「第二阪奈有料道路」(大阪府東大阪市―奈良市、全長13・4㌔)が来年4月に西日本高速道路(ネクスコ西日本)に移管されるのに伴い、公社を来年3月31日付で解散すると発表した。今月30日に開会する県議会11月定例会に関連議案を提案する。
第二阪奈は平成9年に開通。県道路公社が管理する唯一の道路だったが、近畿圏内の高速道路の料金水準統一化を目指す国の施策の一環で、ネクスコ西日本への移管が決まった。
これにより、来年4月以降の第二阪奈の通行料は最大220円引き下げられる。現在販売されている第二阪奈の回数通行券は、来年4月1日以降払い戻しを受け付けるという。