「信貴生駒スカイライン」22日全線開通 1年2カ月ぶり
2018年12月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
昨年10月の台風21号による大雨の影響で道路が崩落し、一部区間で通行止めとなっていた「信貴生駒スカイライン」が22日午前10時、約1年2カ月ぶりに全線開通する。料金所では開通記念キャンペーンとして、入手困難で〝幻のラムネ〟と称される「レインボーラムネ」(イコマ製菓本舗)が数量限定でプレゼントされる。
信貴生駒スカイラインは近畿日本鉄道(大阪市)が所有し、子会社の近鉄レジャーサービス(三重県志摩市)が管理する全長約21㌔の自動車専用有料道路。昨年10月、超大型の台風21号が列島を通過した際、一部区間では片側車線の半分が崩落するなど深刻な被害を受けた。
これにより、同22日から生駒山上料金所~高安山付近までの約12㌔が通行止めに。今年7月、同料金所~十三峠駐車場付近までの約8㌔が開通したが、崩落がひどかった残り約4㌔の区間については、年内の開通を目指して復旧工事が進められていた。
22日午前10時から、聖天口料金所(生駒市)と信貴山門料金所(三郷町)で1340円以上の通行券を購入した先着600台(軽・普通・小型乗用車のみ)を対象に、レインボーラムネをプレゼントする。
問い合わせは近鉄レジャーサービス(0743・74・2125)。