「可搬式オービス」運用開始、通学・生活道路で効果期待、県警
2019年01月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
通学路など道幅の狭い生活道路での交通事故を防ごうと、県警は15日から、コンパクトで持ち運びが容易な可搬式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)の運用を開始している。
初日となった15日の取り締まりは午前7時半から奈良市北袋町の市道で実施。小学校の通学路に可搬式オービスを設置し、県警交通指導課や奈良署の警察官らが目を光らせた。今後は県内各地で順次、可搬式オービスによる取り締まりを展開する。
同署の山本佳昭交通2課長は「(ドライバーには)可搬式オービスの存在によって制限速度を意識し、標識に目を向けてアクセルを緩めてもらえたら」と話した。