「インフルエンザ警報」発令、県内で前週1730人罹患
2019年01月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内でインフルエンザの患者数が急増しているとして、県は17日、インフルエンザ警報を発令した。今後も流行の拡大が予想され、こまめに手洗いやうがいをすることや、マスクの着用を呼びかけている。
県によると、7~13日の1週間で、県内55カ所の定点医療機関から報告された患者数は1730人。1医療機関当たり31・45人となり、警報発令の基準である30人を超えた。警報の発令は昨シーズンより1週早いという。
年齢別では、0~9歳が698人で最多。次いで10~19歳が344人▽60歳以上が178人▽40~49歳が158人―などだった。
県は「妊婦や乳幼児、高齢者は重症化することがあるので特に注意が必要。体調が悪ければ医療機関を受診し、感染した場合は外出を避け、水分を十分に取って安静にしてほしい」としている。