三峰山の「霧氷まつり」開催中、臨時直通バスも運行
2019年01月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
空気中の水蒸気が凍り、樹木に付着する「霧氷」が見られる三峰山(1235㍍)の「三峰山霧氷まつり」が、麓のみつえ青少年旅行村(御杖村神末)で開かれている。開催日は2月24日までの土日祝日(午後1~5時)。
室生赤目青山国定公園内にある三峰山では1~3月の厳冬期、霧氷が幻想的な光景をつくりだす。稜線がなだらかで初心者でも登りやすいことから、冬場には約1万人の登山客が訪れる。気象条件が合えば、山頂付近から富士山が見えることもあるという。
まつりを主催する同村観光協会は期間中、登山者に登頂記念のスタンプカードを発行し、登頂回数に応じて記念バッジを贈る。みそやこんにゃく、漬物、はちみつといった特産品の販売もある。今月20日は甘酒、2月24日にはコーヒーが来場者に振る舞われ、みつえ温泉「姫石の湯」の入浴割引券もプレゼントされる。
まつりの開催に合わせ、近鉄榛原駅から会場まで、奈良交通臨時直通バス「霧氷号」(大人片道1350円)を1日2往復運行。問い合わせは同協会(0745・95・2070)。