奈良・京都・大津の文化財学ぶバスツアー 3月開催
2019年01月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良・京都・大津の3都市を巡る1泊2日のバスツアー「京津奈・古の三都めぐり~文化遺産を学ぶ旅、その保存と活用を目指して」が3月に開催されることが決まり、旅行商品としての販売が始まっている。普段は非公開の国宝や文化財の修復現場などを専門家の解説付きで見学する「学び」に重点を置いたツアーとなっている。
3都市の商工会議所とJTBが共同企画した。奈良市では、明治42年創業の奈良ホテルで120年前の銀食器を使った特別ランチを食した後、薬師寺で薬師三尊像(国宝)や平成29年に再建された「食堂」の大壁画を拝観する。大津市では、平成の大改修中の比叡山延暦寺の根本中堂(国宝)を案内付きで拝観し、通常非公開の大書院の見学も。京都市では、北野天満宮の本殿(国宝)参拝のほか、約1500本が咲き誇る梅苑での梅見が予定されている。
出発日は3月4~20日の間の10日間。各日上限40人。旅行代金は4万5千円~4万9千円。申し込みはウェブサイト「JTBたびーと」から。問い合わせはJTB京都支店内の京津奈・古の三都めぐり事務局(075・365・7724)。