「まわしよみ新聞」作りも NIEワークショップ開催
2019年01月29日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
教育現場で新聞を活用する「NIE」(教育に新聞を)の広報週間の企画として、「おもしろ新聞活用」をテーマにしたワークショップが、県立図書情報館(奈良市)で開かれ、小学生や高齢者らが参加した。
第1部では、「まわしよみ新聞」を考案した陸奥賢さんを講師に迎え、「まわしよみ新聞編集長養成講座」を行った。
まわしよみ新聞は、各紙から面白いと思った記事や広告を紹介し合い、切り抜いた記事を模造紙にまとめる取り組み。「外国人労働者増加」の記事について「いずれ外国語を日常的に話す日が来るかもしれない」という意見に対し、「英語は好きだから楽しそう」などと、参加者は自由な感想を述べあっていた。
第2部では、参加者のこれまでの人生での苦労や失敗などをスゴロクにする「当事者研究スゴロク」が行われた。参加者はいろんな経験や失敗談を語り合いながら、スゴロク作りに取り組んだ。
制作されたまわしよみ新聞は、2月3日まで図書情報館で展示される。